この度の令和6年能登半島地震により、尊い生命をなくされました方々のご冥福をお祈りし、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆さま、ならびにそのご家族の皆さまの安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
はじめに
東京港区にある浄土宗増上寺、東京大田区にある日蓮宗池上本門寺、神奈川県川崎にある真言宗智山派・川崎大師、神奈川県鶴見にある曹洞宗總持寺は、それぞれの宗派を代表する大寺です。
この四大本山は、京浜地区の国道一号線沿線上に位置し、それぞれ永い歴史を今日まで連綿と伝えています。この京浜四大本山を巡り、御朱印を頂く旅を通して、新たなる発見と心安らぐ時間を体感していただきたいと思います。
合掌
御朱印帳
各大本山では、ご参拝の記念として「京浜四大本山御朱印帳」を一部500円にておわけしています。
この御朱印帳には、各大本山の縁起や写真などがコンパクトにまとめられ、各大本山の御朱印を貼ることが出来ますので、ご参拝の折りに、是非、お役立て下さい。
トピック
毎月、各大本山の行事をピックアップしてお知らせします。
總持寺
冬制中五則
本山では、11月13日から17日まで冬制中五則の行持が行われます。制中とは特に修行に専念する100日間のことで、お釈迦様の時代の集中修行期間である雨安居に由来するものとされます。本山では4月1日からの100日間を夏制中、10月1日からの100日間を冬制中といいます。
またそれぞれの中間の時期に当たる5月、11月に5日間の五則行持を行い、古来伝わる伝統行持を学び、正しい修行のあり方を確かめます。
五則行持の最終日に当たる17日には首座法戦式が行われます。首座とは修行のリーダーのことです。年に2度100日間のみの配役で、制中期間の修行僧たちを先頭に立って牽引します。
本山の首座法戦式は、千畳敷の大祖堂で行われます。貫首さまから道場の主役を任された首座和尚は、25問の禅問答に臨みます。すべての問答に打ち勝たなければならない使命をもって、一世一代の大法戦問答に臨むのです。
この冬制中五則も終わると、さらに寒さも厳しくなる中、修行僧たちの修行もさらに気合がこもってまいります。
- その他、最新情報は總持寺ホームページでご確認ください。
行事の日程
各大本山で行われている行事を一覧でご覧戴けます