大本山總持寺は石川県の能登半島に瑩山紹瑾禅師(一二六八〜一三二五)によって開かれた禅の修行道場です。 曹洞宗の太祖と仰がれる御開山瑩山禅師は、仏教の正しい教えを広め宗旨を敷衍することに生涯を投じたお方です。こうした御開山瑩山禅師の御教えを引き継がんと誓願をたて、五百七十余年の歩みを進めて来ました能登の地を離れ、より広い布教を目指し港町横浜に移転することになりました。この大役を勤められたのは、明治三十八年五月に大本山總持寺貫首となられた石川素童禅師です。さまざまな困難を乗り越えて明治四十四年十一月五日、横浜鶴見の地に移転して参りました。以来、全国の皆さまに参詣いただくに相応しい立地条件と、開かれた禅苑として日々精進を重ねております。
どなたでも参加できる坐禅の会や、写経の会など毎月開催しております。是非ご参加ください。 |